突然始まる物語・13(最終話) | 2008.05.12 Monday |
魔法使いのお遣いでいたずら小人をこらしめに出掛けたすもも。だけど、小人にだまされて小さくなってしまいます。
元の大きさにもどるつもりが、今度は巨大になってしまい、
元の大きさにもどる方法を探して、色んな人に尋ねて回ってもなかなか見つからず
とうとう泣き出してしまいました。
森のために雨を降らせたいとお願いしたすももの優しさに感動した沼主様が、
思いがけずすももを元の大きさに戻してくれると約束してくれました。
そしてすももは一生懸命雨乞いダンスを踊り、
いつの間にか寝てしまったのでした・・・。
「すももー!」
「すももー!どこにいるのー!」
すももは目を覚ましました。誰かがすももの名前を呼んで探しています。
大変です!きっと魔法使いです!
でも、大丈夫。ちゃんと元の大きさに戻っているようです。
けれど、その声は魔法使いではなくどこかで聞いたことのある声・・・。
「あれ?ここどこだろ?」
そう、すももはお庭のそば鉢で昼寝をするうち、長い夢をみていたのでした。
「そうだ、ごはんの時間だ。帰らなきゃ・・・」
すももは、急いでお家にかえりました。
ほんのちょっとお昼寝をしてただけなのに、お家はなつかしく感じられました。
お家に帰っておなかいっぱい食べたすももは、とりあえず、
眠ることにしました。
小さくなったり、大きくなったり、元に戻る方法を探して旅に出たり・・・もうそんな心配はしなくていいんです。だって全部夢の中の出来事だったのですから・・・。
すももはぐっすり眠りました。
↑ ん?
すももが寝息を立て始めた頃、外では久しぶりに雨が降ってきました。
おしまい
元の大きさにもどるつもりが、今度は巨大になってしまい、
元の大きさにもどる方法を探して、色んな人に尋ねて回ってもなかなか見つからず
とうとう泣き出してしまいました。
森のために雨を降らせたいとお願いしたすももの優しさに感動した沼主様が、
思いがけずすももを元の大きさに戻してくれると約束してくれました。
そしてすももは一生懸命雨乞いダンスを踊り、
いつの間にか寝てしまったのでした・・・。
「すももー!」
「すももー!どこにいるのー!」
すももは目を覚ましました。誰かがすももの名前を呼んで探しています。
大変です!きっと魔法使いです!
でも、大丈夫。ちゃんと元の大きさに戻っているようです。
けれど、その声は魔法使いではなくどこかで聞いたことのある声・・・。
「あれ?ここどこだろ?」
そう、すももはお庭のそば鉢で昼寝をするうち、長い夢をみていたのでした。
「そうだ、ごはんの時間だ。帰らなきゃ・・・」
すももは、急いでお家にかえりました。
ほんのちょっとお昼寝をしてただけなのに、お家はなつかしく感じられました。
お家に帰っておなかいっぱい食べたすももは、とりあえず、
眠ることにしました。
小さくなったり、大きくなったり、元に戻る方法を探して旅に出たり・・・もうそんな心配はしなくていいんです。だって全部夢の中の出来事だったのですから・・・。
すももはぐっすり眠りました。
↑ ん?
すももが寝息を立て始めた頃、外では久しぶりに雨が降ってきました。
おしまい