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晴れのちニャンコ日和(別館)しっぽのないニャンコ<すもも>の写真日記。

突然始まる物語・13(最終話) 2008.05.12 Monday
魔法使いのお遣いでいたずら小人をこらしめに出掛けたすもも。だけど、小人にだまされて小さくなってしまいます。
元の大きさにもどるつもりが、今度は巨大になってしまい、
元の大きさにもどる方法を探して、色んな人に尋ねて回ってもなかなか見つからず
とうとう泣き出してしまいました。
森のために雨を降らせたいとお願いしたすももの優しさに感動した沼主様が、
思いがけずすももを元の大きさに戻してくれると約束してくれました。
そしてすももは一生懸命雨乞いダンスを踊り、
いつの間にか寝てしまったのでした・・・。


「すももー!」
「すももー!どこにいるのー!」


すももは目を覚ましました。誰かがすももの名前を呼んで探しています。
大変です!きっと魔法使いです!
でも、大丈夫。ちゃんと元の大きさに戻っているようです。


けれど、その声は魔法使いではなくどこかで聞いたことのある声・・・。


「あれ?ここどこだろ?」
そう、すももはお庭のそば鉢で昼寝をするうち、長い夢をみていたのでした。

「そうだ、ごはんの時間だ。帰らなきゃ・・・」


すももは、急いでお家にかえりました。
ほんのちょっとお昼寝をしてただけなのに、お家はなつかしく感じられました。


お家に帰っておなかいっぱい食べたすももは、とりあえず、


眠ることにしました。
小さくなったり、大きくなったり、元に戻る方法を探して旅に出たり・・・もうそんな心配はしなくていいんです。だって全部夢の中の出来事だったのですから・・・。

すももはぐっすり眠りました。


                 ↑ ん?


すももが寝息を立て始めた頃、外では久しぶりに雨が降ってきました。


おしまい
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突然始まる物語・12 2008.05.03 Saturday
<満月の夜に森の生き物全員で雨乞いダンスを踊れば雨が降る>と沼主様が教えてくれました。そして今夜がその満月・・・。
急いで森の生き物全員にしらせなくてはなりません。


「今夜全員で雨乞いダンス踊るから、みんなに伝えて!」
「らじゃ〜!(・・・ってか、あんたでかくね?)」


「・・・っちゅう訳でみんなに伝えてちょ」
「あいよ〜」


「かくかくしかじか・・・」
「ふむふむ、ガーガー」


全員という事は、あの者達にも参加してもらわなくてはなりません。

♪森の木陰でどんじゃらほい〜
♪オレたちゃ小人だ どんじゃらほい〜
♪いたずら大好き どんじゃらほい〜
♪雨乞いなんて めんどくさ〜い〜


「ちょっと!君たち!まじめに雨乞いダンス踊ってください!」


「ぎゃー!!出た〜!!おばけ猫だー!!」
「ちっちゃくなったんじゃなかったのー!?」
「ちゃんと踊るから!!ゆるして〜!!」


大きなすももに恐れをなした小人達は、ちゃんと雨乞いダンスをすると約束しました。

さぁ月が出てきました。すももも踊らなくては〜。

♪雨降れ雨降れ どっこいしょ


♪もひとつおまけに どっこいしょ


♪降ってくんなきゃ いやんいやん


♪あ〜どっこいしょ〜どっこいしょ〜


♪あらよっと〜

みんながちゃんと踊っていればきっと雨は降るでしょう。
そして、明日になったらすももはようやく元の大きさに戻れるのです。
嬉しくって嬉しくって・・・月の明かりを一身に浴びながらすももは一生懸命踊りました。

そして、ひとしきり踊ったすももは・・・


お約束通り寝てしまいました。

雨が降ります様に・・・
夜が明けたら元の大きさに戻っています様に・・・むにゃむにゃ

つづく
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「ネジのあしあと日記」のネジさんがコメント欄でステキなお話を作ってくれたので、ただ今その続きを創作中です。
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突然始まる物語・11 2008.05.01 Thursday
うっかり者のすもものせいで、みんなはポカーンと黙ったまま・・・。
なんとも言えないその静寂を破ったのは猫の息子でした。


「あのぅ・・・沼主様。すももちゃんは元の大きさに戻れなくて悲しんでるんです。だから、どうかすももちゃんの体を元の大きさに戻してあげてください。おねがい。」


他のみんなも一斉に頷きました。みんな同じ気持ちなのです。

沼主様はすももに尋ねました。
「そなた、元の大きさに戻りたいのですか?」
「はい・・・」


「そうですか分かりました」
「いや、でも・・・」


すももは考えました。
すごく考えました。
元の大きさに戻れないとどうなるんだろう・・・・と。

こんな大きな体ではきっと食べるものに不自由するだろう・・・
このまま大きな体で魔法使いのところに戻ったら叱られるだろう・・・
いいえ、こんな大きな体じゃお遣いの役目はできないから、きっとクビになるでしょう。

けれど、すももは答を出しました。


「沼主様。やっぱり森に雨を降らせてください!このまま雨が降らなかったら森のみんなが困るから。」

すももがそう言うと、沼主様は感慨深げに答えました。
「仲間を思い合う気持ち・・・なんとすばらしい!この森は優しさに溢れたいい森になりましたね。100年後も200年後もきっと変わりないことでしょう。うんうん・・・すばらしい・・・」

陶酔しきっている沼主様にすももは尋ねました。
「あの・・・で、さっきの望みは聞いていただけるんですか?」
「え?ああぁ〜もちろんですよ!そなたの体は一晩経てば元の大きさに戻っていますよ〜。」
「ええええ!?沼主様!そっちじゃなくて!雨を降らせて欲しいんです!」
「あ!?そっちだったの!?さっき『はい』って言ったからぁ〜・・・もう稟議書出しちゃった・・・」


沼主様、仕事早過ぎ・・・。
すももはがっくりと項垂れてしまいました。

沼主様は申し訳なさそうに
「残念ながら、願いはもう変えることはできません。」
そう言うと、日の当たる岩場に移動して甲羅を干し始めたのでした。
なんとも薄情な神様です。
けれど、しばらくすると沼主様は大きな声で語り始めました。
「これは独り言〜」


「満月の夜に、森の生き物全員で雨乞いダンスを踊ると雨が降るんだったかなぁ〜今夜は丁度満月だったかな〜?どうだったかな〜?・・・う〜んこれは独り言〜」
そう言い終わると、<ぽちゃ〜ん>と池に入っていきました。

沼主様は雨を降らせる方法をこっそり教えてくれたのでした。
ええ人や〜ん!


「よし!みんな!森のみんなに知らせに行くぞ!」


「おじさん、横着しないで、自分で歩いてよ〜」


「あ、ばれた?」


今夜までに森の生き物全員に知らせなくてはいけません!
急いで〜!

つづく

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突然始まる物語・10 2008.04.28 Monday
すももが「森に雨を降らせてください」とお願いすると、沼主様は大層感心していいました。

「そなたはなんて心の優しい猫なのでしょう。みんなの事を思い、森の事を思い、自分だけの願いではなく、『雨を降らせてほしい』と願うそなたは本当にすばらしい。自分が元の大きさに戻りたいにもかかわらず・・・」

沼主様がそこまで言った時すももは思わず声をあげました。


「あっ!そうだった・・・」









まぁなんということでしょう、素直で優しいけれど、ちょっぴりうっかり者のすももは、「ルナクサイチ」を食べた後寝てしまったことで巨大になり、どうにかして元の大きさに戻りたがっていたことをすっかり忘れていたのでした。


んもー!すもものおたんこなす!!

つづく

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突然始まる物語・9 2008.04.24 Thursday
すももは、自分の流した涙でいっぱいになった池が今度は溢れ出さない様に、一生懸命池の水を飲みました。

その時です。
「もし?・・・もし?・・・もしもーし!」
どこかから、声が聞こえてきました。


声の主は「沼主様」でした。




カエルのおじさんのプチ情報のコーナー♪
いやいやいや〜わしのファンがいるらしいので、またまた登場じゃ。タイトルロゴがないのがちと不満なんじゃが・・・。
おっと、忘れるとこじゃったわい。沼主様というのは、沼の神様なのじゃな。で、沼は森で唯一の水源で、森の生き物にとっちゃ一番大切なんじゃ。沼を司るということは、つまり森を司る神様っちゅうわけなのじゃ。神様といっても、なかなか姿を見せない・・・なんてことはなくてじゃな、しょっちゅう岩場で甲羅を干してる姿を見ることが出来る気さくでとっても人間味のある神様なのじゃよ。・・・って、この風貌で「人間味」っていうのも笑っちゃうがな(爆)
ヌマヌマイェ〜♪



「そなた、今沼に何か落としませんでしたか?」
「えーっと・・・」
すももはマーガレットおばさんにもらったピンクの実の首飾りを落とした事に気づいていなかったので、正直に答えました。
「いいえ沼主様、なにも落としてません〜」

沼主様は手招きをして、すももに近くに来る様呼びました。そして小声で、


「それじゃ色々困るんですよ!もう用意しちゃってんですから!」

何故か沼主様はご立腹なので、仕方なくすももは改めて答えました。
「はい。落としました!」
すると沼主様は厳かに尋ねたのでした・・・。


「そなたの落としたのは、金のカリカリですね!
あ、それとも銀のカリカリ?はたまた普通のカリカリでしたか?」

沼主様ってなんて酷い神様なのでしょう!
落としてもいない品々を並べてすももを試しているのです!
けれどすももはこうみえても正直な猫です。
困ったらとりあえず寝るけれど、お腹いっぱいになったらとりあえず寝るけれど、出会ったらとりあえず他人の足の臭いを嗅ぐけれど、すももはとっても正直で素直なのが取り柄なのでした。

すももは答えました。













「全部落としましたー!!」


「りありぃ〜?」
「・・・えっと・・・それは・・・」


「嘘です。ごめんなさい。本当は何も落としていません。」

沼主様は大層嬉しそうに言いました。
「そうですか。試してすみませんね。これ、一度やってみたかったんです。
けれど、そなた、本当に何も落としていませんか?」
そう言われて改めて身の回りを確かめたすももは、そこでようやく気づいたのです。
「あ!大変!落とした物がありました!」

「そうですか、やはりそなたがおとされたのですね。」そう言ってピンクの実の首飾りを取り出しました。けれど沼主様はそれをすももに返そうとはせずに、
「このピンクの実を私に譲ってくれませんか?」とすももに尋ねたのです。
すももは即座に答えました。


よく言えば「欲のない」、悪く言えば「その日食べるものがあってたっぷり寝られたら幸せ」なその日暮らしのすももはそう言って、あっさり承諾したのでした。
「この実は何か知っていますか?」
沼主様はすももに木の実について話してくれました。
「この実はですね、古代からこの森の・・・・・・」


カエルのおじさんのプチ情報のコーナー♪
またまた登場〜!今日は出番が多いわい〜。
沼主様は話が長いのでわしが説明しよう〜。この「みんなの実」は昔この森にいっぱい生えとったんじゃな。「みんなの実」は魚でも鳥でも動物でも虫でも、生き物なら誰でもこれを食べることができる万能の実なんじゃ。だから「飢饉や災害時にこれさえあればとっても便利〜」な実なんじゃな、しかし、水が減って育たなくなった上最後の実をこともあろうか例のいたずら小人が根こそぎ喰っちゃったんだな。まあ。これしか食べられない生き物はいないので、どうってことはないんじゃが、この実が育ってないと「森は100年後には必ず滅びる!」って沼主様は言い張るんじゃ・・・わしゃ100年も生きんし、好物のみたらしだんごさえあったら別にどうでもええんじゃがな〜わっはっは



そして沼主様は「もしこの実を譲ってくれたら何でも願い事を叶えてあげるから何か一つ言って下さい」とすももに言いました。


すももは少し考えました。

そしてお願い事を伝えました。


「では、沼主様。お願いがあります。雨を降らせて下さい」






いいのかそれで!すももー!

つづく

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突然始まる物語・8 2008.04.22 Tuesday

いったん泣き出したすももの涙はもう止まりません!


猫の親子が一生懸命なだめれると、今度はその優しさが心に染みて涙があふれ出ててしまうのです。まさに、犬のお巡りさんも困ってしまってワンワンワン状態。


そして、すももが流した涙はいつの間にか、干上がった沼を潤し、やがて大きな池に変えてしまいました。


「うわ〜!水だー!」
雨不足の為しばらく水を飲めずにいた森の動物たちが次々と水を求めてやってきました。たっぷり水を飲んだ動物たちは、すももの事を元気づけ始めました。
「きっと元の大きさに戻る方法が見つかるから、元気出して!」
「そうだよ。みんなで協力するよ〜」

優しい言葉にまた涙・・・


しかし、すももがあんまり泣きすぎたために、池の水かさが上がりすぎてしまいました!
「このままだと洪水になっちゃうよー!すももー!もう泣くなー!」


誰がどんな言葉をかけても泣きやまなかったすももですが、さすがに今度は泣くのをやめました。


そして、溢れそうな池の水を飲み始めました。
溢れ出さない様に一生懸命飲みました。


大切なものを池に落としてしまったことにも気づかずに・・・。





つづく

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突然始まる物語・7 2008.04.21 Monday
さて、森のとある沼では猫の親子が釣りをしていました。


「なぁおとうちゃん。今日も全然釣れへんなぁ?」
「そやなぁ。最近、雨降らへんし沼もカラカラやからなぁ。お魚もおらんのとちゃうかなあ?」
「うっそ〜?お父ちゃんが釣るの下手くそなだけちゃう〜ん?」
「うーわ!親父に向かってそんなんいうかぁー!?」
「うそうそ(笑)おとうちゃんは森で一番釣り上手いもん〜!そやし、はよいっぱい釣ってマーガレットおばさんとこに持っていったろな。」
「息子よ!なんちゅう可愛い奴なんや!もぅおとうちゃんがチューしたるわ!」
「うっわー!やめて〜(笑)」
「あははは」


「なぁ、おとうちゃん・・・?後ろになんかおらへん?」
「え・・・?」






ぬん。




「息子よ!絶対口きいたらあかんぞ。いや、後ろ向いてもあかん!目見たら喰われるかもしれへんからな!」


「そやけどお父ちゃん・・・その人泣いたはるえ?」


この先どうしたらいいのかさえ分からないすももは、あまりに楽しそうな親子の会話を聞き入る内に、つい哀しくなってきたのでした。


「あのぅ・・・失礼ですが猫さんですか?どこから来たんですか?名前はなんていうん?ちゅうか、どうしてそんなに大きいんですか?」
「おいおい!口をきいたらあかんって、さっきおとうちゃんが言うたやろ!?」


「・・・はじめまして。決して怪しい者ではありません。では、とりあえずございさつのチューを・・・」


「ひゃひゃひゃ〜おとうちゃん〜!チュウーされてもた〜(笑)」
すももが危険でないと感じた親子はすももの話を聞いてあげることにしました。


「おとうちゃん。この人助けたげてえな?」
「そやなあ・・・なんか出来ることあったら手伝うで?
おんなじ猫仲間やないか・・・ちょっとでかいけどな(笑)」

「あ、ごめん!そないに泣かんでも・・・・」


「でかい」と言われてすももはとうとう大泣きしてしまいました。

泣くな!すもも!
つづく

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突然始まる物語・6 2008.04.17 Thursday

いったい森のどこにあるのかも分からないお花屋さんでしたが・・・


「意外とすんなり見つかりました〜(テヘッ」


「こんにちはーマーガレットおばさんはいらっしゃいますかー!」


すももはどうにか中に入ろうとしますが、大きすぎて入れません。


「誰かいませんかー!」


いくら叫んでも返事がありません。ふと見ると、目の前にあるのは大好物の猫じゃらしではないですか!お腹が空いていたすももは、少し頂くことにしました。
「うまいにゃ〜」もしゃもしゃ


「ちょっと誰だい!うちの商品勝手に食べてるヤツは!」


「おやまぁ!たまげたよ!随分大きな子猫ちゃんじゃないかい!」
マーガレットおばさんはどんな猫のことも「子猫ちゃん」と呼ぶのでした。


「あ、マーガレットおばさんでしょうか?すももと申します
では、失礼してごあいさつのチューを・・・」


「あらあらあら・・・まぁ、なんてご挨拶がきちんと出来る子猫ちゃんなんでしょう!」
マーガレットおばさんは噂通りとても優しく迎えてくれました。そこですももは今まであった出来事をおばさんにお話しすることにしました。
『小人のパン』を食べて小さくなってしまったこと。元に戻ろうとして大きくなりすぎてしまったこと。このままじゃ魔法使いにしかられてしまうこと・・・。


「そうかいそうかい。それで訪ねてきてくれたんだね〜。でも、ごめんよー。子猫ちゃんが元の大きさに戻れる方法はおばさんにも分からないんだよ・・・・
あらあらやだよ〜泣くこたぁないよ・・・」


おばさんは、落ち込むすももが大層可愛そうになりました。
「子猫ちゃん。帰っても魔法使いに叱られちゃうんだろ?それならずっとここに居てもいいんだよ?うちも今バイト募集しようと思ってたとこなんだよ。子猫ちゃんが大好きな猫じゃらしもたっぷりあるからね。
さ、一度練習してごらん?」


「お花は〜いらんかえ〜」


「・・・って、おばさん・・・そういう事じゃなくて・・・」
すももは、お遣いを途中で放棄する訳にはいかないから、ちゃんと元の大きさになる方法を探したいのだと告げました。

「そうかいそうかい。なんて賢い子猫ちゃんなんだろうね〜」
おばさんは、とても残念がってくれましたが、すももはおばさんに別れを告げようとしました。
「あ、子猫ちゃん。ちょっとお待ち。これを着けてお行き」
そう言っておばさんは、すももの首輪にピンク色の実でできたステキな首飾りを着けてくれました。


「これはね・・・えーっとなんて名前だったかねえ・・・名前は忘れちゃったんだけどきっと子猫ちゃんの力になってくれると思うよ」


すももは、マーガレットおばさんにお別れとお礼のチューをして再び出掛けることにしたのでした。
「おばさんありがとうー」

落ち込んでばかりはいられません!すももはおばさんにちょっぴり元気をもらったので再び歩き始めました。(おぉ!なんかメルヘンなってきたかもー)


「カエルのおじさんのプチ情報のコーナー♪
あれは、『みんなン実』というとっても不思議な力を持った実なんじゃな。ま、これ、下から読んでも上から読んでも『みんなの実』って事なんじゃがな〜わっはっは」

つづく

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突然始まる物語・5 2008.04.16 Wednesday
自分が巨大猫になってしまったと知ったすももは、猿のウッキーさんに尋ねました。
「どうしよう・・・どうやったら元の大きさに戻れるか知ってる?」


「それはだな・・・」ウッキーさんは困っているすももをほんのちょっとからかってみることにしました。
「そこの葉っぱを噛まずに一気に食べたら元の大きさに戻るさ〜」


「これ!?この葉っぱでいいの?うんしょっと・・・」


疑うことを知らないすももは、言われた通り噛まずに一気に飲み込みました。
「ふんがふっふ・・・」


「どう?元の大きさに戻った?」


「な〜んてね。すももは本当に騙されやすいな〜ウキャッキャッ〜」
「・・・なんですと!?」


「われ、いっぺんしばかれたいんか!?」
「((((;゚Д゚)))・・・ご、ごめんなさい!」


「じゃ、本当の事を教えてねラブウルルン〜」(必殺乙女ポーズ)


「ごめん・・・本当はオイラ知らないんだ・・・だけど・・・」
ウッキーさんは教えてくれました。
森の外れにあるというお花屋さんのマーガレットおばさんなら何か知っているかもしれないと。マーガレットおばさんは猫が大好きだからきっと親切にしてもらえる・・・と。


「マーガレットおばさんか・・・」
すももは「とりあえず寝る」癖を封印し、お花屋さんを探すことにしました。この広い森のどこにあるのか分からないお花屋さんを探しに・・・。
がんばれすもも!

つづく
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突然始まる物語・4 2008.04.15 Tuesday
再び眠りからさめたすももは、自分が巨大化している事には全く気づかず、元来た道を大急ぎで戻り始めました。小人をこらしめることもできず、お遣いに出たまま何日も経ってしまっているので、きっと魔法使いには大目玉を喰らうに違いありません。

「急がなきゃ」テケテケ・・・


「お〜い!すもも〜!どこ行くんだ〜?」


どこかから猿のファンキーモンキーウッキーさんの声が聞こえてきました。けれど姿がちっとも見えません。


「あ!ウッキーさん〜!こんにちは」クンカクンカ・・・


「ちょっ!くすぐったいな〜」


「いつも言ってるけど、いきなり人の足の臭いかぐなってー」


すももはこの癖を直そうと心に誓ったのでした・・・。


「ところでウッキーさんは、どうしてこんなに小さくなっちゃったの?
あっ!さてはウッキーさんも『小人のパン』食べちゃったくち?(爆)」


「おいおい!な〜に言ってんだか♪オイラ小さくなんてなってないぜ〜」


「んな?じゃどういうこと!?ね!?どーゆーこーとー!」ゆさゆさ〜


「おいおい!揺するな〜!危ないじゃないか!お前さん、よくそれで魔法使いのお遣いが勤まるなあ?呑気というか、世間知らずというか・・・。あのね、オイラが小さくなってないってことは、お前さんが大きくなっちゃってるって事じゃないか〜」





ようやく事態が飲み込めたすももは愕然としました。
「ど、どうしよ・・・」

つづく

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